はじめに
カワサキ ZRX400。90年代に登場し、今もなお多くのライダーを魅了するネイキッドバイクです。レトロな雰囲気漂うデザインと、力強い走行性能を両立させたZRX400ccは、まさに時代を超えて愛される名車と言えるでしょう。
しかし、ZRX400ccについて詳しく知りたいと思っても、どこから情報を得れば良いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか? 特に、中古車市場での価格や入手方法、維持費など、具体的な情報を知りたいという方も多いはずです。
この記事では、ZRX400ccに関する情報を網羅的に解説します。これからZRX400ccの購入を検討している方、ZRX400ccについてもっと深く知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
ZRX400ccとは?

カワサキ ZRX400は、1994年2月に発売されたネイキッドバイクです 。カワサキの名車「Z1」を彷彿とさせるレトロなデザインと、現代的な走行性能を兼ね備えているのが特徴です。 ZRX400は、走りに重点を置いた水冷4ストローク4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し 、当時人気を博していた空冷ゼファーに対して、よりスポーティーな位置付けとして登場しました 。
そのエンジンは、1980年代半ばに大ヒットしたGPZ400Rに端を発するスポーツ志向のエンジンをベースに、その後ロングセラーとなったZZR400などにより熟成を受け継がれてきたものです 。
1998年2月には、マイナーチェンジ版の「ZRX400-Ⅱ」が登場しました 。このマイナーチェンジでは、エンジンにK-TRIC(カワサキ・スロットル・レスポンシブ・イグニッション・コントロール)を採用し、400ccクラスで初めて6ポッドキャリパーとラジアルタイヤを採用するなど 、走行性能がさらに向上しました。また、外観も大きく変わり、一体型のメガホンマフラーから別体型のアルミサイレンサーに変更され、フロントディスクには大型キャリパーが採用されました 。
ZRX400とZRX400-Ⅱの外観上の大きな違いとして、ZRX400-Ⅱは丸型ライト、砲弾型メーター、丸型ウインカーを採用している点が挙げられます 。
2005年には、さらなるマイナーチェンジが行われました 。ビキニカウルはダクト付きになり(ZRX1200Rと同形状)、シートは純正でタックロールになりました。シート高も15mmダウンし、ハンドルはアルミ製に、エンジンカバー(左右)・ヘッドカバーはブロンズ色へと変更されました。
ZRX400には、盗難防止イモビライザーや260 km/hフルスケールメーター(リミッター付き)、クロームメッキエキゾーストパイプ・チタンサイレンサー(BEET製NASSERT)が装備され、カラーリングはソリッドなライムグリーンにストライプの専用色が採用された限定車も存在しました 。2006年にも専用色の限定車が発売されました 。
ZRX400ccに関するFAQ

Q1. ZRX400ccは初心者でも乗りこなせる?
A1. ZRX400ccは、400ccクラスとしてはパワフルなエンジンを搭載していますが、比較的扱いやすい車体です。しかし、初心者ライダーの場合は、十分なトレーニングと経験を積んでからライディングすることをお勧めします。
Q2. 燃費は?
A2. ZRX400ccの燃費は、ライディングコンディションによって異なりますが、一般的にはリッターあたり20km~25km程度と言われています 。国土交通省届出値では、36.5km/L(60km/h・定地燃費値、2名乗車時)となっています 。
Q3. よくあるトラブルは?
A3. ZRX400ccでよくあるトラブルとしては、キャブレターの不調や電気系統のトラブルなどが挙げられます。定期的なメンテナンスを行うことで、トラブルを予防することができます。
Q4. カスタムで人気なのは?
A4. ZRX400ccのカスタムで人気なのは、マフラー交換、ハンドル交換、サスペンション交換などです。
Q5. 購入する際の注意点は?
A5. ZRX400ccを購入する際は、以下の点に注意しましょう。
- 車両の状態: エンジン、サスペンション、ブレーキなど、各部の状態を注意深く確認しましょう。
- 整備状況: メンテナンス履歴を確認し、きちんと整備されているかを確認しましょう。
- 法的な手続き: 名義変更などの法的な手続きを確実に行いましょう。
ZRX400cc の魅力

ZRX400ccには、多くのライダーを惹きつける魅力があります。
- 時代を超越したデザイン: レトロな雰囲気とモダンなテイストを融合させたデザインは、発売当初から多くのライダーを魅了し続けています 。 ZRX400のデザインは、1981年のAMAスーパーバイクシリーズでチャンピオンとなったエディー・ローソンが乗った Kawasaki Z1000R、通称「ローソンレプリカ」を彷彿とさせるものです 。
- パワフルなエンジン: 400ccクラスとしてはパワフルなエンジンを搭載し、力強い加速と爽快な走行を楽しめます 。ZZR400の水冷4気筒エンジンをベースに、低中回転域に重点を置いたセッティングが施されています 。
- 扱いやすい車体: 車体は比較的軽量で、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで活躍します 。
- カスタムの自由度: ZRX400ccは、豊富なアフターマーケットパーツが利用可能で、自分だけのZRX400ccを作り上げることができます。
ZRX400ccを手に入れるには?

新車の入手は不可能?
残念ながら、ZRX400ccは現在、新車での購入はできません。カワサキは2008年9月に生産を終了しており 、入手するには中古車市場を探す必要があります。
中古車市場での入手方法
中古車市場では、ZRX400ccは比較的一般的な車種です 。バイク販売店、オンラインマーケットプレイス、個人売買など、さまざまな入手方法があります。
- バイク販売店: 信頼できる販売店で購入すれば、車両の状態や整備状況を確認できます。保証やアフターサービスが付いている場合もあります。
- オンラインマーケットプレイス: 「グーバイク」や「バイクブロス」などのオンラインマーケットプレイスでは、多数のZRX400ccが掲載されています。価格や状態を比較検討できます。
- 個人売買: 個人売買は、販売店で購入するよりも安価に購入できる可能性がありますが、車両の状態や法的な手続きを自分で確認する必要があります。
ZRX400ccの価格

中古車市場でのZRX400ccの価格は、年式、走行距離、状態、改造などによって大きく異なります。
一般的に、年式が新しく、走行距離が少なく、状態が良いZRX400ccほど高価になります。アフターマーケットパーツが装着されている場合も、価格が高くなる傾向があります。
具体的な価格帯としては、20万円台から100万円台まで幅広く、平均的には40万円~60万円程度と言えます。
ZRX400ccの維持費

ZRX400ccの維持費は、以下の要素で構成されます。
- 税金: 軽自動車税、重量税など
- 保険: 自賠責保険、任意保険
- メンテナンス費用: オイル交換、タイヤ交換、ブレーキパッド交換、車検費用など
- 燃料代: ガソリン代
- 駐輪場代: 駐輪場代
維持費は、走行距離やメンテナンスの頻度によって異なりますが、年間で10万円~20万円程度が目安となります。
まとめ

カワサキ ZRX400ccは、時代を超えて愛される名車です。レトロなデザイン、パワフルなエンジン、扱いやすい車体など、多くの魅力を備えています。
中古車市場でZRX400ccを購入する際は、価格、状態、整備状況などを注意深く確認しましょう。
この記事が、ZRX400ccの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ZRX400ccは、日本の道路事情に合わせて設計されており、ビギナーからベテランまで幅広い層のライダーに楽しまれてきました 。その人気は衰えることなく、中古車市場でも多くのライダーに支持されています。
ZRX400ccは、単なる懐古主義的なバイクではなく、時代を超越したデザインと現代的な走行性能を兼ね備えた、まさに「名車」と呼ぶにふさわしい一台です。

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